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Suite Sweet Suite

キミが鍵を開けたから、最後の部屋が とびきりSWEETなスイートになった
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「疑う」ということ

20代の頃、当時治安の悪さでは
世界屈指と言われていた街に住んでいた。

「人を見たら泥棒と思え」というのは
あくまで用心を促す“ことわざ”だけれど・・・

賃貸アパートの部屋の窓には
鉄格子のような防犯ガード設置が義務付けられ、
リュックの外ポケットに大事なモノでも入れようものなら
30分も人混みを歩けば無くなって当たり前、
背後から足音が近づいてきたら
強盗と覚悟して手をあげる準備をする・・・

文字どおりに近く、
常にそのくらいの意識は持っている必要のある街だった。

だから、帰国して久しい今でも
人が自分の後ろにいる気配が苦手。

通りのアチコチでラリってへたり込んでいた
ドラッグ・ジャンキーたちの姿の記憶が抜けず、
たとえ具合が悪そうにうずくまっている人がいても
慎重に観察してからでないと迂闊には近寄れないし、

電話も家のインターホンを鳴らすいかなる訪問者も、
見知らぬ人を即、名乗るがままに信じたりしない。

まずは疑い、警戒するという癖がついているのだ。


なんだか悲しいことだよね・・・と思う。


でも、たとえば先日
知人と世間話をしていた時のこと。

「空港とかにいる麻薬探知犬って実は、
 わざと中毒にさせて、もっと欲しいがために
 必死に探すようにさせているらしいよ」

と、その人が本気で憤りながら言うので、

「そ、それは、どこからのソースですか?」
「どんな筋の人が書いた記事ですか?」

本当だとしたら、
あまりに由々しき世界的な大ニュースで、
「有識者」と呼ばれる類の職に就く知人だからこそ
思わず突っ込んで聞かずにはいられなかったのだけれど、

「え? ネットだけど・・・
 誰が書いていたかはちょっと・・・」

と言ったきり口ごもってしまい、
ニュースの真偽より
そのことに目を丸くしてしまったいうことがあって・・・

裏付けが不十分であろうが
面白半分なり何なりの意図的デマであろうが、
誰でもまことしやかに
情報を発信できてしまうようになった世の中で、
この疑う癖は役に立っているようにも思う。

悲しいことかもしれないけど・・・

疑え、疑え、疑え、と思う。

みんなが疑いの目、
真実を見極めようとする厳しい目を持てば、
安易な嘘八百は
嘘百とか二百くらいにはきっと減る。
その百や二百がどんなに巧妙化したって、
きっと簡単には振り回されないようなチカラがついてくる。
そう思いたい。

そして、疑い、見抜こうとする姿勢はまた、
「事実は事実、嘘は嘘」に変わりはなくとも、
必ずしもモノゴトは

「事実(を告げる)=善(意)」
「嘘(をつく)=悪(意)」

といった単純な図式であるとは限らず、
そこに潜む様々な背景や内訳を
知ることにも繋がっていくと思う。

奥の奥にある真実にまで
届く目を養いたいな。

疑うって、とてもしんどくてツライことで・・・
特に、絶対に信じたい人なのに
疑いを止められないという地獄ったらない。

でも、そうした苦しみの先に
単純な「事実」だけはでなく
「内訳付きの真実」が見えてくれば・・・

感情の支配から早く脱して
人としてどう考えたらいいのかというところに
きっと辿り着ける。

それはただ救いになるのみならず、
自分の成長にも繋がるはずだと思うから。

20180904-50.jpg
カカオ

な・・・なんか
クソ真面目になってしまった・・・(・・;)


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