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Suite Sweet Suite

キミが鍵を開けたから、最後の部屋が とびきりSWEETなスイートになった
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プレゼント上手は生き上手

「服を買うのだ。
 ここを去る時は絶対に
 買った服をこの手にしているのだ」

そう心に誓って
ショッピングモールに足を踏み入れた。

ボクは買い物が大嫌い。
いや、
手当たり次第なんでも買えるご身分なら
きっと大好き。

でも、さすがにそうはいかない。
つまり、余程ピンと来るモノに出会わない限り
選ばねばならない・・・
それがもう、苦痛で仕方ないのだっ。
(単なる・・・しかし極度の優柔不断。(ノ_-。))


およそボクには縁のない
『大人フェミニン』な感じの店に入ってみた。

ボクの視線がそれに向かっていたのか、
すかさず若い店員さんが

「ワンピースをお探しですか?」

と寄ってきた。

「え~と、あのぉ~・・・(・Θ・;)」

モゴモゴしながらまた
うっかり近くのヒラヒラしたモノを触ってしまうと、

「ブラウスですか?」・・・と。


「いや、あの、私のじゃないんですけどね」

ボクがそう言うと、
店員さんは贈りものだと理解したようで、
とっても安心したように笑った。


おや。

爽やかで可愛い♪


それからボクは、贈る相手のタイプ・・・
身長から体型から好みの色、普段の服装の傾向、
性格などを(←いるのか?)こと細かく伝え、
多分1時間くらいはその店でその店員さんと
あーでもないこーでもないとやっていたと思う。

「ちょっと着てみてください」と、
何着ボクに着させられたことか、店員さん。

(がっつり捕まっちゃったから
 もうここで買わないわけにはいかないな)

と思ったけど、
捕まっちゃったのは、店員さんのほうだったかもね(笑)

爽やかな笑顔のままでレジを打ちながら、

「いつお渡しになるんですか?」

と聞かれたので、

「明日には発送します」

と言うと、

「ウチでも配送も承っておりますが?」・・・と。


あぁ、どこまでナイスな人なんだ。


「ポイントカードをお作りになりますか?」

と聞かれ、

「いやぁ、いらないと思う」

と言ったのは失礼だったかな。
(爽やかに笑っていたけど)


一緒に買いに行って自分で選んでもらったり、
たまたま差し迫って必要な実用品があって
「じゃあ、これがプレゼントね」にしたり・・・
(ロマンチックのカケラもない・・・(-。-;))

よく考えてみると、ボクが勝手に考えて
シロップの誕生日プレゼントを買ったのは
これが初めてかもしれなくて・・・

自分の好みの押しつけではいけないし、
あまりに無難でいかにも、なモノでもつまらないし、
贈りもの選びというのは本当に難しいものなんだと
つくづく思い知った。


手堅さの中にも
自分らしさと冒険心を。


おお。
まるで人生のようだ。


人生というのは、
長い長い時間をかけて考えたり、探したり、
迷ったり、失敗したりを繰り返す、
自分への贈りもの選び なのかもしれないな。


そんなことを考えながら、
ちゃんと誓い通りに服を買ってのけたボクは
あの店員さんの笑顔に負けない爽やかな気分で
ショッピングモールを後にしたのだった。

配送を頼んじゃったから手ぶらで・・・

それだけ少し、
心もとなく思いながら。



カカオ

     気に入ってくれるかなぁ~。
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