Suite Sweet Suite

キミが鍵を開けたから、最後の部屋が とびきりSWEETなスイートになった
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「9つの大切なこと」


「紙を9等分して、すべてのマスに
 『あなたが人間の女性として大切だと思うこと』を
 書いて埋めてちょうだい」


これは私が10代半ばの時に
とある面接官に言われた言葉です。


「大切」は、他に「美徳」とか「美点」だったかもしれません。
とにかく、自分が優れているところ、という意味ではなく
目指すところという意味の質問でした。


戸惑いながらも自分なりに誠実に
一生懸命考えた9つの単語は
今でも何となくですが覚えています。


(記憶を元に再現したものです)
20170415.jpg


このような単語を並べた私にむかって
面接官の綺麗な女性はこう言いました。


「ほら、どうして?
 あなたは美に関することを一つも書いていない。

 せっかく女性に生まれてきたのに
 美しいということを美徳であり、
 追い求めたいとは思わないの?」


この言葉に当時私は絶句しましたが
これは至極当然の問いでもありました。


これはとあるレストランでの
ピアノ生演奏のバイトの面接であり
(正確にはそこに派遣するピアニストを束ねている
音楽事務所の面接でした)私以外の受験者は
みんなとても美しくお化粧をしていました。


当時の私は塗るか塗らないかの薄化粧な上
コンタクトを所持しておらず眼鏡をかけていました。


もちろんそれ以前の造作の問題もありますが・・・。

面接官は価値観や努力、姿勢の問題を言ったのでした。


生演奏の価値は生音を聴くことだと思っていた私は

「姿で楽しませられないのなら、CDでじゅうぶんよ」

との言葉に、自分を恥じて下を向くばかりでした。



そもそも音楽の本髄とは何なんだろう、とか
そういう問題は今は置いておいて・・・


(生演奏についても、私の腕前がもっと素晴らしければ
 また話は違っていたのでしょうが、
 ここではそのことも置いておきます)


私は手元の9個の単語を眺めました。


今現在このテストを再びやってみたとしても
「健康」とか「ユーモア」など
いくつかの単語がどれかと入れ替わることはあっても
全体的な印象は大差ないものになる気がします。


私は美しいひとに憧れます。

美しさのために努力しているひとを尊敬し
その手法にため息をつき、感動します。


けれど、私が私に対して、
例えば自分磨きをしたいと思った時に
エステに通ったり、お化粧を工夫したり
そういった発想は、どうしてだか、出てこないのです。


お金があれば楽譜を買い、時間があれば楽器を練習し
そして本を読み、勉強したり・・・そういう努力ばかり。


優れたひとはバランス良くできるのだと思うのですが
私にはあまりそういう能力もなくて・・・


きれいにしていたい、と望む心はあるのですが・・・
上手く言えませんが、多分9個ではなく
20個書き出せと言われても、美に関する単語は
私の場合は出てこないような気がします。



この9個の内容が似ている相手とは
価値観が似ているということになり、
相性が良いということなのでしょうか?


そんなふうな気もするし、また
違うような気もします。
自分で大切だと思い、そうありたいと願うことと
相手に望むこととはまた違うと思うからです。

(例えば自分では美しさは不要でも
 相手にはそれを大切にしてほしいと望む場合もある)



・・・なんだか話がまとまらない上、
シロップでもスイートでもない内容ですが・・・

長くなり過ぎたので、
本題(ここから?!)は次の記事に書きたいと思います;




シロップ


20170415-2.jpg
たったの9個だけど、丸裸になったかのような恥ずかしさ・・・


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